皆様方、お久しぶりです。雑事に取りまぎれ、ただいま剣談の方がストップしている状態です。剣道そのものについてはちょっとした発見もあり、自身の修業も怠りなく励んではいるものの、筆の方はなかなか進みません。なにしろ井の中、世事に疎い暮らしゆえご容赦、今しばらくお時間をください。
さて、本年5月に第16回世界剣道選手権大会(16WKC)が日本武道館で開催されたことは、記憶に新しいことでしょう。
大会終了後、拙談「その八十」『世界に広がる、たおやめぶり』(H27.07.14)で、WKCについて一通りの感想を述べましたが、その内容はあくまで女性剣士を主役とするものでありました。
そして、その中で『週刊新潮』が「異国の美人剣士たち」というタイトルで16WKCを記事として取り上げたことを紹介しました。
それは、わが新宿剣連のスチュアート・ギブソンさんがキャプテンとして率いるイギリス選手団のひとりジェニー・ナッシュさんが、その記事の見出しに全一ページで登載されたことによるものです。
その「異国の美人剣士たち」については、興味深い後日談があります。今一度その記事をご覧ください。
「号外 故国の美人記者(記事本文)」 この記事について小稿「その八十」で、
ここに採り上げられた8名の美人剣士たち、いずれも端正な出立ちながら、そのきらびやかでない〝質素な装束〟が彼女たちの美しさをひときわ浮かび上がらせている、と思われませんか。
と記しました。
ところでこの16WKCを取材した『週刊新潮』の記者ですが、どのような方だと想像されますか。
小稿では、
常に「人間という存在」を強く意識した記事作り、人間の本質に切り込む姿勢、を編集方針とする『週刊新潮』の気骨が窺い知れます。
と、いかにも冷徹に物事を明察する硬骨漢であるかのような印象を与えています。が、なんとその取材に当たったのは、大浅真梨子さんといううら若い女性記者でありました。しかも取材の対象となった美人剣士に負けず劣らず、
これまた美人記者であります。
このたび、全剣連『剣窓』12月号「ずいひつ」欄に、その大浅記者から執筆をいただきました。タイトルは、「異国の美人剣士 —世界剣道選手権大会取材に寄せて」です。
まだ読んでおられない方のために、同原稿を「新着情報」に添付しましたのでぜひご覧ください。
全くの門外漢である大浅記者が、生まれて初めて踏み入れた剣道の試合会場が日本武道館16WKCであったこと。また、カルチャーショックともいうべき数々な驚きと素朴な感動の集約が、あの8葉の外国人女性剣士のポートレートとなったものと解します。
大浅記者には、無垢の視点で世界「KENDO」のこれからあるべき姿を沢山ご示唆いただいたことに深く感謝申し上げます。
*あっという間に今年も師走も半ば過ぎとなりました。まだまだ越年の気分には浸れないとは思いますが、皆様方におかれましては、どうかご家族ともどもご自愛のうえ輝かしい新年をお迎えください。
平成27年12月17日